コンセント配線
コンセントや照明器具の配線には何本かの電線をまとめてビニールでカバーしたVVFケーブルが使われますが、このケーブルを分電盤から天井裏などを通して延長させ、電源が必要な場所にコンセントを設置させるのがコンセント配線です。
配線工事の中では基本的なものとなり、難しい作業ではありません。
しかし、コンセントの数や位置をしっかり検討する必要があります。
古い住宅ではコンセントが足りず、延長ケーブルやタコ足配線を使うことがよくありますが、このような場合にはコンセントの増設工事で解決することができます。
使用する電気機器の消費電力が小さい場合には既存のコンセントの配線を分岐させて新たにコンセントを設置する方法が適しています。
一方、消費電力が大きい場合には分電盤から新たに配線を引くこともできますが、その分工事費用は高くなってしまいます。
また、コンセントをどこに設置するかによって同線や家具などの配置などは大きく変わってきます。